公開の時から気になっていて、やっと行ってきました。
声優さんは頭に入っていて、話の流れはちょっとだけ見た状態での鑑賞。
鑑賞後一言目は「よくわかんないけど面白かった!」
一緒に観た夫と、「この場面、あのジブリ映画と似てたな」とか「この人はどういう意図でこう動いたと思う?」とか
話しながら帰り、帰ってからも話すのが楽しかったです。
誰かと映画を観るのは、そうやって話ができるのが良いことだなあと思います。
それぞれの解釈があっておもしろい。
話の始まり方と終わり方が唐突だったのも印象的。
2時間ちょっとの上映時間でしたが、体感ではあっという間でした。特に後半がほんと一瞬に感じた。
タイトル「君たちはどう生きるか」について。
作中で登場人物が問題提起をしていて、このことを考えてほしいんだろうなあと思う場面が何か所かありました。
その問題もすごく抽象的で、だからこそ観る人がそれぞれ自分ごとに考えやすいように思います。
登場人物では、私はヒミが好き。スーパー前向きな考え方、良いなあと思いました。
あんなに明るく前向きな女の子、一緒にいたら自分もポジティブになれそう。
人間じゃないキャラクターたちは見れば見るほど可愛くなって愛着が湧いていきました。
最初ジブリが出した場面写真を見たときはぎょっとした青サギも(笑)どんどん可愛く感じます。
菅田将暉が声をしているのはわかっていたけど、どうも結びつかなくて…あんな声も出せるのね。
あとはエンドロールのフォントがとっても素敵な文字だった。手書きっぽい。誰の字だろう??
観終わったあと、答えのないいろんなことをぐるぐると考えるのが楽しい人、好きな人にはすごく良い映画だと思います。
時間をおいてもう一回観てみたい。その時にどんな感想をもつのか、楽しみです。